インプラント治療の流れ
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レントゲンや歯科用CTを用いて、口腔内の状態を詳しくチェックします。これにより、インプラント治療が必要な部分だけでなく、お口全体の健康状態を把握することが可能です。治療計画を立てる際には、インプラントを埋入する場所や大きさ、本数を決め、治療期間や費用についても丁寧にご説明します。
歯型を取る際には、従来のアナログ印象と光学印象を症例に合わせて使い分けます。アナログ印象では、より精密なオープントレー法で全例印象します。
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人工歯根となるインプラント体を顎の骨に埋入し、しっかり固定します。まず歯ぐきを開いて顎の骨に小さな穴を開け、そこにインプラント体を埋め込んでいきます。処置にかかる時間は埋入するインプラントの本数や、骨造成が必要かなどによっても異なります。
埋入したインプラント体と骨がしっかり結合するまで、2ヶ月から4ヶ月ほどかかります。
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歯ぐきを再度開き、顎の骨とインプラント体がしっかりと一体化しているか確認します。問題がなければインプラント体の上部にキャップを取り付け、歯ぐきが健康な状態に戻るまで1週間から2週間ほど待ちます。
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当院では、ほとんどの症例でネジ固定式ジルコニアを用いて上部構造を補綴しています。ジルコニアは見た目が美しく、強度も高い素材です。ネジ固定式は、従来のセメント固定式よりも歯周病のリスクを減らせるため、治療後の健康状態がより良く保たれることが期待できます。
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インプラント治療後の健康を保つためには、定期的なメンテナンスが重要です。インプラント周囲炎というインプラントの周りに起こる歯周病のような炎症を防ぐためにも、当院では検診をおすすめしています。治療後はまず1週間後にチェックし、その後は患者様ごとのお口の状態によって、1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月と徐々に間隔を空けて定期的にお口の中の状態を見させていただきます。
皆さまが長く安心してインプラントをご利用いただけるよう全力でサポートいたしますので、治療後も気になることがあればいつでもご相談ください。
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